今年もこの季節！春の寄生虫予防シーズン。

今年はおダニさんが早めにお目見えだったようですが、皆様もうお済みでしょうか。模範解答では5月～となっていますが、毎年のように早めに～早めに～と言ってる気がします。

ペット科（愛玩動物看護科）では、毎年、卒業した学校犬と飼い主さん（卒業生）に集まってもらい集中トレーニングと称して授業に協力してもらっています。私たちにとっても、今日は誰に会える！明日は誰に会える！と、楽しみでもあります。ちなみにこれが3ヶ月間内容を変えて（寄生虫予防→狂犬病予防→混合ワクチン）行われるため、6月までいっぱい卒業生に会えるのは喜びでしかありません(o^^o)

この授業は、患者さんのお迎えから問診、体温・体重測定、採血・検査、お薬の準備、会計からお見送りまで、愛玩動物看護師としての仕事の流れを通しで行う実践トレーニングの授業です。

難題は技術を必要とする採血…、手順を間違えられない抗原検査…に思われがちですが、実はそうではなく。患者さんにどう立ち居振る舞うのか、会話ができるか、ヒアリングができて必要事項を導きだせるのか、周りを見て行動ができるのか、そして、飼い主さんの目の前で不快や不安を与えずに採血をさせてもらえるように保定や声かけができるか？などなどの方が実は難しいのです。

緊張もあってうまく出来なくても、こうありたい、こうありたかったということを掴むのがまず大事ですね！

そして途中から入学したての一年生が見学に…。より一層緊張するやつです。ただでさえドキドキしながら血管見つけて刺そうとしているのに、凝視されます。メンタルトレーニングも含まれておりますゆえ（笑）

この春の卒業生も来てくれて、卒業したんだということを今更実感してしみじみしていました（笑）懐かしいよね～1年前の自分。学生たちだけで考えて考えて考えて実行するスパルタトレーニング！乗り越えて立派になったなぁ！なんて言うと、、、今思うとあの時もっとこうしておけば…なんて省みてくれたりして。卒業生だからこそ感じてくれるそれもまた嬉しかったです。そして、看護の卒業生は、つい…教えちゃったり練習に付き合っちゃうよね(°▽°)それもまた良い。嬉しい景色。

みなさんの成長がたのしみです。

次は…今日狂犬病予防注射の回だ！

全頭で制限時間1時間厳守！

時間内に回せるかな！がんばろう！